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地域への貢献 葛藤続く@朝日20100612

新潟市美術館が再開してます。
頑張って欲しいです。そして素晴らしい企画展示期待してます。

「展示品にカビ」新潟市美術館が休館 地域への貢献、葛藤続く@朝日com(写真あり)
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201006120144.html


この件に関して何となく気になった記事
新潟市美術館問題は美術館問題(カビ、虫、北川フラムはさておき)@東京藝術史
http://tokyoartvillage.blog36.fc2.com/blog-entry-378.html

以下、記事

新潟市美術館が7日から一時休館に入った。展示した作品にカビが発生するなどの騒ぎが起き、館長が解任される事態に至った余波だ。8月末までの休館中に、収蔵品の総点検と施設改修を行う。問題の背景には、「地域社会への貢献」をめぐる公立美術館ならではの葛藤(かっとう)がうかがえる。

■収蔵品の管理ずさん

 休館は、騒動を受けて新潟市が4月に設けた「市美術館の評価及び改革に関する委員会」(委員長=金山喜昭・法政大教授、委員6人)の議論を経て決まった。すきま風が入り込む非常口など施設の不備や、収蔵品のずさんな管理などが、行政評価を専門とする上山信一・慶応大教授や、柳沢秀行・大原美術館学芸課長ら委員から厳しく指摘されたためだ。

 騒動の発端は昨年7月、現代美術展「水と土の芸術祭」で、館内に展示された作品の土壁にカビが見つかったこと。今年2月には、別の展覧会で作品からクモなどが見つかった。

 同館は4月に仏像展を予定していたが、文化庁は管理体制に不安があるとして国宝や重要文化財の展示を認めなかった。そのため会場は別の場所に変更。篠田昭・新潟市長は3月、館長だったアートディレクターの北川フラムさんを解任した。

 騒動は、北川さんの存在抜きには語れない。

 北川さんは、現代美術を通して地域の活性化を実現する手法が高く評価されてきた。その代表例が、新潟県内で3年に1回開かれる国際美術展「大地の芸術祭 越後妻有(つまり)アートトリエンナーレ」だ。里山を背景に廃校などに現代美術を展示し、住民と鑑賞者が交流してきた。

 この実績を評価した篠田市長が2007年、館長に招いた。「利用者数の低迷や高齢化が進み、館で扱う『美術』の枠組みも狭まっていると感じた。誰もが親しめる、開かれた美術館を目指した」と篠田市長はいう。

 市長の要望を受けて、北川さんが企画したのが「水と土の芸術祭」だ。「今の美術館にはその土地固有の力や価値を市民とともに明らかにする使命がある。絵画や彫刻など従来の分野に収まらない、場と人をつなぐ美術が求められている」と北川さんは話す。

■運営透明化 求める声

 一方、就任と前後して、美術館に長年在籍した学芸員3人が次々と異動。これをきっかけに東京や地元の美術関係者の間で北川さんへの批判がくすぶり出した。昨夏には「新潟市美術館を考える会」が結成され、批判の声をあげはじめた。

 「考える会」の会長に就いた元新潟市美術館長で美術評論家の林紀一郎さんは、美術館や博物館の活動の柱として「収集・保存、研究、公開」を挙げ、「基本の三つがきちんとできなくては見世物小屋、イベント会場と変わらない」と厳しい。

 新潟市美術館はピカソやボナールをはじめ、西洋や日本の近・現代美術と、地元ゆかりの作品を所蔵する。林さんは「美術館は地域にとって観光施設であり、美を学ぶ生涯学習の場」という。

 「評価及び改革に関する委員会」は、3回の議論を経て、新たな展開を見せている。カビ、クモの発生については「管理ミス」として、館長だった北川さんの責任を指摘した。だが、それとは別に、北川さんの館長就任前へさかのぼる運営上の問題点が出てきたのだ。

 収蔵品の購入方針や選定の不明朗さがその一つ。さらに、保管中の作品のうち1675点は、通常は数カ月で返却される「借用品」なのに、少なくとも3年以上保管されており、10年を超すものもあることがわかった。調査はなお継続中だ。金山委員長は「市民に納得のいく説明をし、美術館の運営を徹底的に透明化すべきだ」と話す。

 誰のために、何のために、公立の美術館はあるのか。

 美術評論家の北沢憲昭さんは「これからの美術館は、明治以来の啓蒙(けいもう)装置から『生きる技術としてのアート』の拠点としての機能も担う。美術館の役割を改めて考える時期にきている」と話している。(小川雪)
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